どうも、南(みなみ)だ。今回はトップアフィリエイターの端くれの俺が、売れるアフィリエイト案件の選び方を語り尽くす。
実際に調べてみると、多くのアフィリエイターが案件の選び方で失敗してしまってる。ぶっちゃけ、この案件選定の作業でミスればアフィリエイトは詰む。
この工程でミスると、1年、2年やってもアフィリエイトで稼げない状態に陥ってしまう。
俺のブログ読者にはそうなって欲しくはないので、この記事で最低限押さえるべき「アフィリエイト案件選定」の5つのコツを解説する。
アフィリエイトにおいて案件選定が重要すぎる

当然の話をしよう。アフィリエイトで稼ぐなら商品を紹介しなくちゃいけない。しかも紹介するだけじゃなく、購入される必要がある。
- 訪問者がサイトに来てくれる
- 訪問者がアフィリリンクを踏んで販売ページに飛ぶ
- お金を出して商品を買う
この購買行為をさせる必要がある。という根本を考えてみればある事が分かるはずだ。
その「ある事」というのはどれだけ記事を数百記事書いても、大量のアクセスを掻き集めようとも、商品が売れなければ意味がないっていう非常な事実。
売れなければ収益にならない。売れなければアナタには一円すらお金が入って来ない。
再度言っておく。アフィリエイト案件の選び方は徹底しよう。気分で紹介したいから、とか何となく売れそうだからはNGだ。
「アフィリエイト報酬が高いから」で紹介するな

報酬率の高さ、報酬単価。1つの指標としてこれらは選ぶ参考材料だ。間違いなく大事。
だけど報酬額が高いだけで「この案件でアフィリエイトしていくぜ」とシンプルに決めてはいけない。
失敗する初心者の大半は「報酬率の高さ」が高ければアフィリエイトで稼げるっしょと思い込んで記事を書こうとする。
報酬率20%よりも50%。報酬額1000円よりも1万円。高ければ高いほど紹介したいらしい。
報酬率が高ければ高いほど紹介したくなる気持ちもわかる。だが、その選び方は全く不十分だ。マジで詰むぞ。
じゃあ、どこを見ていくべきか。具体的な提案をしよう。アフィリエイト収益に直接関わってくる。
失敗しない為にもアフィリエイト案件の選び方を学んでいくぞ。
①LP(ランディングページ)を目視で確認する

まず最初。手軽なチェック方法から解説する。LP(ランディングページ)を見る。これだけ。
LPを見れば売れやすいのか、売れにくいのかは一目瞭然で分かる。逆に言えば、このLPを見て「これ売れねぇな」と分かったら報酬額が高くても紹介するな。
売れるLPの簡単な見極め方を語る。
3秒で「刺さらない」LPは地雷
いかにも売れなさそうなLPの案件は扱わない。これだけ。素人目で見て「欲しくならない」。そんなLPならアフィリエイトでは扱うべきではない。
例えば、服を選ぶときを考えてくれ。アナタがお客さんとして「ダサイな」と思う服。それは大抵は誰が見ても「ダサイ」
明らかに5年前に流行ったようなデザインとか。そういうのは「古臭いな」っていうことは感じるはずだ。
良い商品でもLPが悪ければ売れない

LPとは「顔」だ。お客さんは「商品を買うかどうか」の判断基準の1つとしてLPを見る。案件選びで他のLPと大きく見劣りがするなら注意だ。
いい商品を販売していてもLPが悪ければ、最悪のケースで月1つも売れない。LPがダサいのに売れるっていう奇跡的なレアケースが以下の2つしかない。
- 昔からのコアなお客さんが付いている
- 商品力が圧倒的に強い
このどちらか。非常に限られているレアケース。LPがダサくても売れるのは一部の商品の特権だ。
基本的な話をしよう。LPが悪ければ売れにくい。それだけで成約率がガンガンに下がる。
なので売れる商品案件を探すなら、LPを判断材料の1つにするべきだ。
さて、次の見極めポイントを説明しよう
②商品の販売価格(継続も含め)をチェックする

アフィリエイト商品の価格はチェックしておく。
自分がアフィリエイトする商品の販売価格を見ないで、自分のサイトにアフィリリンクを貼る愚かな人なんていないだろう。
いないとは思うんだけど。一応だ一応。大事なのは、購入者の目線で「細かい部分」まで価格を見る。
定期購入、継続の価格を見落とすな

アフィリエイト商品選定のミスで頻繁にあるミス。それはパッと見て「へーこんな値段の商品なんだ」と判断してしまうケース。
販売ページに価格3,000円と書いてあったら、深く考えずにブログ記事でも「3000円で買えますよ!」と紹介してないか。
違う。気を付けてくれ。定期購入と通常購入はまた値段が違う。
例えば定期購入は「お客さんが商品を継続した場合の値段」になっている。もっとわかりやすく説明すると、継続するなら毎月3,000円。
それに対して通常購入は「1回買い切りの値段」になっている。
販売会社からすれば、より多く売り上げたい。だから定期購入を安く設定するケースが多い。「定期購入がお得です」とね。
なので通常購入は定期購入よりも高くなる傾向がある。ここの細かい部分も見ておいてくれ。
定期購入の場合は「2回目以降の値段」も見ておく必要がある

お客さんの気持ちになれ。そして自分がこの商品を毎月継続した場合の費用を計算するんだ。
3ヶ月継続なら合計いくらなのか、6ヶ月継続ならいくらになるのか。継続した場合の総額もシビアに計算してチェックしておく。
良くあるのは「初回500円。次回以降も3000円で購入できますよ」みたいなパターン。
アフィリエイターではなく購買者の立場からすれば「ふざけんじゃねえよ。2回目以降も500円にしろよ。紛らわしい」と言いたくなる売り方。
だけど、この販売手法を採用している企業は多く存在する。
従って、俺たちアフィリエイターはこの細かい部分も含め、継続した場合の総額をチェックしておくべきだ。
そして、計算をした上で「そのアフィリエイト商品を紹介して売れるか売れないか」を決定しなくてはならない。
お客さんもバカじゃない。「初回500円」と表記がされていたら今の時代は疑うよ。「2回目以降はいくらなんだよ」と。
それで3000円と小さく書かれていたりすると、お客さんは「は?ふざけんなよ。1年間継続したら3万円超えるじゃねえか」と気付くし、ブチ切れてる。
そりゃそうだよな。
お客さんにとって続けやすいかどうか

さて、こう思ったはずだ。何故、アフィリエイトで手軽に稼ぎたいだけなのに、クレーマーの如く、細かい部分まで販売価格を見なくちゃいけないのか、と。
その答えは「お客さんの不安を解消する為」だ。
1年間継続するならトータルでいくらかかるのか。お客さんからすれば、ここで脳ミソで計算する。「えっと、月3,000円だから…年間3万6千円か」と。
買うべきか、買わないべきか脳内で秤にかける。そんで無駄に金がかかると判断した場合、お客さんは萎えちゃう。
萎えられたら売れない。やっぱいらね、と。
従って、俺たちアフィリエイターは販売価格を隅から隅まで見ておこう
③報酬額、報酬率の高さをチェックする

報酬額や報酬率。全てのアフィリエイターがチェックするはず。
- 化粧品Aは報酬単価2000円
- 化粧品Bは報酬単価4500円
このように同じ化粧品ジャンルでも報酬単価に違いがあるとしよう。さて、アナタはAかBかどちらを選んでアフィリエイトする?
…そうだな。この要素だけではどちらを選ぶべきかは判断できない。
ただし、殆どの場合、アフィリエイトでより多くのお金を稼ぎたいあまり、迷いなく化粧品Bをアフィリエイトしようとしてしまう。
報酬金額が高い方を選ぶこと自体を咎めている訳じゃない。ただ1つイメージしてくれ。
化粧品Aよりも化粧品Bの方が報酬単価が高い。なるほど。と言う事はだ。商品の販売価格もBの方が高いんじゃね?
その場合、どうなるのかという問題なんだ。
報酬単価だけじゃなく販売価格の違いも注視すべき
化粧品A | 化粧品B | |
報酬単価 | 2,000円 | 4,500円 |
販売価格 | 4,000円 | 9,000円 |
メチャクチャ極端な例だ。だが上の表を見て貰えれば分かるはず。つまりは報酬単価が高かったとしても、そもそもの販売価格が高い場合「商品自体が売れない可能性」が出て来る。
化粧品Bに関しては強気の価格設定9,000円。お客さん目線では9,000円を出すのは心理的な抵抗が強い。単純にね、
「何だかんだ安い方がお財布にも優しくていいよね」
このコスパ最強最高の発想は拭い切れない。特にAとBとで迷っている段階で、2倍近く商品価格が違えば大抵はAを選ぶ。
だから単純に報酬単価が高いだけでアフィリエイトする商品を選んじゃいけない。
さてまだ見るべきポイントがある。「まだあるのかよ…」と思ってるだろうけど。まだある。
絶対に忘れてはいけないパーセンテージ、それが「承認率」だ。説明しておこう。
④承認率と成約条件を把握する

散々クドクド言ってきたように「ブログでちゃちゃっと紹介すれば簡単に稼げる」というほどアフィリエイトは単純じゃない。
場合によっては、お客さんに商品が買われて「成約した」としてもアナタに報酬が支払われないケースがある。
アフィリエイト経験が多少あるプレイヤーなら何度も経験しているはず。この残酷で最悪のケース。それが承認率の問題。
これだよ。この承認率とか承認条件ってのが、厄介だ。場合によっては文字通り、アフィリエイターを殺し切ってしまう可能性もある。
承認率によっては売れても報酬が入って来ない場合がある
面倒な説明はしない。ただ1つ覚えてほしい。「売れても、アナタの報酬にならないケースがある」
意味が分からないと思うので、例を挙げよう。
例えばお客さんが商品を注文しても、後で「やっぱいらないです」とキャンセルをした場合、これは間違いなく報酬は支払われない。
このように1度成約しても、販売会社が認可しないケース。この場合はアナタに報酬は1円も入って来ない。売れなかったと判定される。
承認率が低ければマジで死ぬんで気をつけろ

アフィリエイターからすれば承認率がカギになる。ずばり「稼げるか稼げないか」に関わってくる。
承認率が低ければ低いほどアナタは手を出すべきじゃない。シンプルにヤバい。
アフィリエイトで成約させても承認率が低いと、アナタが紹介しまくっても全部なかったことにされる。
例えば、ブログでAという商品を100件売ったとする。だけど広告主側で20/100件しか承認されない。80/100件は否認された。
…これどうよ。絶望じゃね?
手元に入る報酬が8割減ならどうよ?
もっと具体的に想像しよう。1件あたりの報酬単価1万円の案件を100件紹介した。
本来なら1万円×100件=報酬100万円
という計算になる。つまり順当にいけばアナタは100万円を稼いだといえる。
だけど80件が否認されたらどうなる?
1万円×20件(残り80件否認)=報酬20万円
になってしまう。つまり承認率が低ければ、稼げる金額が8割削られてしまう可能性もある。
絶望しかないだろ?
承認率が低い案件を選ばない為に
この承認率問題は別記事でも語るんだけど、この悲劇を回避するには、
- 業界
- 商品
- 会社
この3つをチェックしてくれ。業界で言えば「出会い系」ジャンルは否認されまくった経験がある。
商品はキャンセルされやすい商品かどうか。会社の信頼性やアフィリエイターの評判を探せ。
この3つだけチェックしておけば、地雷を踏むことはないはず。
承認条件で否認される

「案件の承認条件」も重要。承認条件を見逃しているアフィリエイターはマジで多い。
この承認条件は目をかっぴらいて注目城。重要だ。
- まともなASPを使っている
- まともなやり方をしている
なら「不当な非承認」はない。
逆にいえばヤバいASPなら「コイツ売り上げまくってるな。アフィリ報酬を払いたくねぇな。…せや!承認すべて却下してしまえ」みたいな悪徳な広告主もいる訳だ。
広告主の頭がスポンジで出来ていない限りはそんなヤベェ事はありえない。
承認率、承認条件によっては全く報酬にならない事もある。ココちゃんとチェックしておくんだぞ。
- 商品購入で承認
- (初回)商品購入で承認
この2つは似ているようで全然違うからな。初めて購入したお客さんならOK。2回目以降はNG。そういう条件の案件も普通にあるんで。
しっかりと条件を確認した上で決めてくれ。
⑤商品の評判をチェックする

最後のチェックポイント。それはアフィリエイトする商品をググってみろ。
- ネット上ではどんな評価をされているのか
- ネットでの評判はどうなのか
商品の評判、口コミはチェックだ。流石にボロクソでバッシング書かれている商品をアフィリエイトしてはいけない。そりゃそうだ。ama○on含め、あらゆる通販サイトで
- 「この商品はマジ詐欺」
- 「買わなきゃよかった」
という声があれば、それだけ売るのは難しくなるよな。
ただし、そういう声が多数上がっていても、問答無用で鬼の様に紹介して成約させる方法はある。文章の作り方や技法を使えば強引に成約させられる。
セールススキルを持っているなら問題ない。評判がドン底を這っている商品でも売れる。
心の底から紹介したいなら構わずアフィリエイトしよう

俺は「これマジで良い商品じゃねえか」と本心から感じた物には、ネット上でボロクソ叩かれていても紹介する。
マジで良いと思えるなら、どんな評判が悪くても紹介したくなるね?俺はなる。
口コミが悪かろうと、実際に使った本人が「本気」でおすすめしたいなら、アフィリエイトするべきだよ。そういう時にはネット上の声とかは参考程度にしておく
「この案件はネットの評判がよくないから、アフィリエイトはやめとこ」みたいな判断をしていると、紹介する案件がなくなるんで。
そもそもASPに並んでいる商品は、一級品揃いじゃない。多くがTVでCMを出せない名前の知られていない商品、サービスなんだよ。
だからどうしても、知名度は低いし口コミは少ない。ググれば悪評とか☆1のレビューが目につくかもしれない。
だけど紹介したいならアナタは紹介するべき。他人の口コミは、他人の独り言に過ぎない。
アフィリエイト案件選びの5つのチェック

さて、最後にまとめる。アフィリエイト案件を選ぶときには下の項目をチェックだ。押さえておけば、失敗する確率は格段に減る。
- LP(ランディングページ)
- 商品価格
- 報酬額、報酬率
- 承認率、承認条件
- 評判、口コミ
この記事でアフィリエイトの案件選定の大事なポイントを挙げた。アフィリエイターの殆どは「販売価格」「アフィリエイト報酬額」はチェックしている。
だけども、それだけじゃなくて上で挙げた他のポイントも併せて確認して欲しい。
例えば、LP(ランディングページ)の品質が悪ければ、アナタがどれだけ自分のブログから販売ページへアクセスを送り込んでも、全く成約しない。
LPが悪い商品・サービスは紹介しないに限る。せっかく紹介するなら成約率がある程度担保されている商品だけを扱うべきだしな。
そういう意味で、今回の記事で紹介した案件選定の5つのポイントを落とし込んでくれ。この記事が稼げていないアフィリエイターの参考になれば幸いだ。
案件選定にプラスして、下の記事も読んでおくといいよ。
この記事では、元・専業アフィリエイターの俺が実践していた高額商品をセールスする時の「大原則」をシェアしている。きっと役立つはず。